【地震】822,500円 外壁,基礎→亀裂

物件データ 都道府県 長野 建物用途 住宅 外装部位 外壁,基礎 損害形状 亀裂 建物高さ 2階建て 保険会社(共済) 損害保険ジャパン 事故内容 地震 保険金額 822,500円 認定率 100% ドローン種類 DJI MAVIC 2 ZOOM 損害箇所 【地震】 1. 基礎の亀裂① 2. 基礎の亀裂② 3. 基礎の亀裂③ 4. 基礎の亀裂④ 5. 基礎の亀裂⑤ 6. 基礎の亀裂⑥ 7. 基礎の亀裂⑦ 8. 外壁の亀裂① 9. 外壁の亀裂② 修理見積書 A. 地震による改修工事 保険会社からの支払い通知書

【地震】1,008,863円 外壁,基礎→亀裂

物件データ 都道府県 神奈川 建物用途 住宅 外装部位 外壁,基礎 損害形状 亀裂 建物高さ 2階建て 保険会社(共済) JA共済 事故内容 地震 保険金額 1,008,863円 ドローン種類 DJI MAVIC 2 ZOOM 損害箇所 【地震】 1. 外壁の亀裂(西面) 2. 外壁の亀裂(東面) 3. 基礎の亀裂 修理見積書 A. 地震による改修工事 NO 工事名称 工事内容 数量 単位 単価 金額 備考 1 外壁亀裂西面 5.5m+5.5m=11m           2 外壁亀裂東面 12m程度             (№1、2共通工事)               クラック補修 23m×0.5m程度施工 1 式 20,000 20,000     漆喰仕上げ 左官工事 11.5 ㎡ 5,500 63,250     上記仮設足場(2面) 25m×3m 75 ㎡ 1,500 112,500     昇降設備   2 箇所 7,500 15,000     足場運搬費     式 300     3 基礎亀裂 3個所             床下侵入工事 1㎜以上対象 1 式 50,000 50,000     Uカットシール工法 0.3㎜以上(2箇所:外側) 2 式 15,000 30,000 構造クラック0.3㎜以上:2箇所   アラミド繊維シート貼り付け工法 1㎜以上(1箇所:外側・内側) 1 式 30,000 30,000 構造クラック1㎜以上:1箇所   基礎専用塗装 1.5㎡程度材工 1.5 m 3,000 4,500     上記共通資材運搬費・処分費含む 清掃含む・2tトラック 1 式 33,000 33,000     上記養生・諸経費 上記項目の10%       35,825     損害調査費用 工事費の10%       39,408   小計           ¥433,483   保険会社からの支払い通知書

【地震】1,095,160円 外壁,基礎,犬走→クラック

物件データ 都道府県 千葉 建物用途 住宅 外装部位 外壁,基礎,犬走 損害形状 クラック 建物高さ 2階建て 保険会社(共済) JA共済 事故内容 地震 保険金額 1,095,160円 ドローン種類 DJI MAVIC 2 ZOOM 損害箇所 【地震】 1. 外壁のクラック① 2. 外壁のクラック② 3. 外壁のクラック③ 4. 外壁のクラック④ 5. 基礎のクラック① 6. 外壁のクラック⑤ 7. 外壁のクラック⑥ 8. 外壁のクラック⑦ 9. 基礎のクラック② 10. 犬走のクラック① 11. 外壁のクラック⑧ 12. 外壁のクラック⑨ 13. 外壁のクラック⑩ 14. 外壁のクラック⑪ 15. 外壁のクラック⑫ 16. 外壁のクラック⑬ 17. 外壁のクラック⑭ 18. 外壁のクラック⑮⑯⑰ 19. 外壁のクラック⑱ 20. 外壁のクラック⑲ 21. 外壁のクラック⑳ 22. 犬走のクラック② 修理見積書 A. 地震による改修工事 NO 工事名称 工事内容 数量 単位 単価 金額 備考 1 外壁クラック①   0.5 m       2 外壁クラック②   0.5 m       3 外壁クラック③   0.5 m       4 外壁クラック④   1.5 m       6 外壁クラック⑤   2 m       7 外壁クラック⑥   2 m       8 外壁クラック⑦   1.5 m       11 外壁クラック⑧   1 m       12 外壁クラック⑨   0.6 m       13 外壁クラック⑩   1.5 m       14 外壁クラック⑪   0.5 m       15 外壁クラック⑫   1 m       16 外壁クラック⑬   1.5 m       17 外壁クラック⑭   2 m       18 外壁クラック⑮⑯⑰   3 m       19 外壁クラック⑱   1 m       21 外壁クラック⑳   1 m         (上記①~⑱、⑳共通工事)               Uカットシール工法 クラック補修 材工 21.6 m 8,000 172,800     防水塗装 吹き付け押さえ仕上げ 21.6 m 3,000 64,800   20 外壁クラック⑲               破損補修 左官工事(塗装含む)材工 1 式 30,000 30,000   5 基礎クラック① 構造クラック(1㎜以上) 1.5 m       9 基礎クラック② 構造クラック(1㎜以上) 0.5 m         (上記①②共通工事)               アラミド繊維シート貼り付け工法 クラック1㎜以上:2m(2箇所) 2 式 50,000 100,000     基礎専用塗装 2m程度 材工 2 m 2,000 4,000   小計①           ¥371,600   NO 工事名称 工事内容 数量 単位 単価 金額 備考 10 犬走クラック①   1.5 m       22 犬走クラック②   0.5 m         (上記①②共通工事)               Uカットシール工法 クラック補修 材工 2 m 8,000 16,000     基礎専用塗装 2m程度 材工 2 m 2,000 4,000     上記仮設足場(4面) 9.3m×5.5m+27.3m×3.5m 146.7 ㎡ 1,500 220,050     昇降設備   5 箇所 7,500 37,500     飛散防止メッシュシート養生   146.7 ㎡ 250 36,675     足場運搬費   146.7 ㎡ 300 44,010     上記共通資材運搬費 清掃含む・2tトラック 1 式 30,000 30,000     上記廃材処分費 2tトラック 1 式 8,000 8,000     上記養生・諸経費 上記項目の10%       76,784     損害調査費用 工事費の10%       84,462   小計②           ¥557,480   合計           ¥929,080   保険会社からの支払い通知書

【地震】1,099,895円 基礎→亀裂

物件データ 都道府県 埼玉 建物用途 住宅 外装部位 基礎 損害形状 亀裂 建物高さ 2階建て 保険会社(共済) 全教共済 事故内容 地震 保険金額 1,099,895円 ドローン種類 DJI MAVIC 2 ZOOM 損害箇所 【地震】 1. 基礎の亀裂① 2. 基礎の亀裂② 3. 基礎の亀裂③ 4. 基礎の亀裂④ 5. 基礎の亀裂⑤ 6. 基礎の亀裂⑥ 7. 基礎の亀裂⑦ 8. 基礎の亀裂⑧ 修理見積書 A. 地震による改修工事 NO 工事名称 工事内容 数量 単位 単価 金額 備考 1 基礎の亀裂① 2m 2 基礎の亀裂② 1m 3 基礎の亀裂③ 0.5m 4 基礎の亀裂④ 0.5m 5 基礎の亀裂⑤ 0.5m 6 基礎の亀裂⑥ 0.5m 7 基礎の亀裂⑦ 0.5m 8 基礎の亀裂⑧ 0.5m (№1~8共通工事) 亀裂補修 U字カットシール工法5.2m程度 1 式 80,000 80,000 10mまで 上記共通資材運搬費(廃材処分含む) 清掃含む・2tトラック 1 式 50,000 50,000 上記養生・諸経費 上記項目の10% 13,000 損害調査費用 工事費の10% 14,300 小計 ¥157,300 保険会社からの支払い通知書

【地震】1,203,055円 基礎,外壁→亀裂

物件データ 都道府県 神奈川 建物用途 アパート 外装部位 基礎,外壁 損害形状 亀裂 建物高さ 2階建て 保険会社(共済) JA共済 事故内容 地震 保険金額 1,203,055円 ドローン種類 DJI MAVIC 2 ZOOM 損害箇所 【地震】 1. 基礎の亀裂 2. 基礎の亀裂 3. 外壁の亀裂 4. 外壁の亀裂 修理見積書 A. 地震による改修工事 NO 工事名称 工事内容 数量 単位 単価 金額 備考 1 基礎亀裂 2 基礎亀裂 (№1、2共通工事) アラミド繊維シート貼り付け工法 1㎜以上(3箇所:外側) 3 式 30,000 90,000 基礎専用塗装 1.5㎡程度材工 1.5 ㎡ 4,000 6,000 3 外壁亀裂 1m程度 4 外壁亀裂 1.5m程度 (№3、4共通工事) Uカットシール工法 0.5㎜未満(2箇所)2.5m程度 1 式 22,500 22,500 上記仮設足場(2面) 4m×5.5m 22 ㎡ 1,500 33,000 昇降設備 4 箇所 7,500 30,000 足場運搬費 22 ㎡ 300 6,600 上記共通資材運搬費・処分費含む 清掃含む・2tトラック 1 式 32,000 32,000 上記養生・諸経費 上記項目の10% 22,010 損害調査費用 工事費の10% 24,211 小計 ¥266,321 保険会社からの支払い通知書

2018年9月 北海道胆振東部地震

【災害名】 北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん) 【時期】 2018年(平成30年)9月6日3時7分(日本時間) 【概要】 地震の規模はMj6.7、震源の深さは37 km(いずれも暫定値)。最大震度は、震度階級でもっとも高い震度7で、北海道では初めて観測された。気象庁は同日、この地震を「平成30年北海道胆振東部地震」と命名した。 【被害状況】 震度7厚真町鹿沼震度6強厚真町京町・安平町早来北進・安平町追分柏が丘・むかわ町松風・むかわ町穂別震度6弱札幌東区元町・新千歳空港・日高地方日高町門別・平取町振内震度5強札幌北区太平・札幌北区篠路・札幌北区新琴似・札幌白石区北郷・札幌手稲区前田・江別市緑町・札幌清田区平岡・千歳市北栄・千歳市若草・千歳市支笏湖温泉・恵庭市京町・三笠市幸町・長沼町中央・苫小牧市旭町・平取町本町・新冠町北星町・新ひだか町静内山手町・新ひだか町静内御幸町震度5弱石狩市花川・石狩市聚富・石狩市花畔・新篠津村第47線・札幌豊平区月寒東・札幌西区琴似・札幌厚別区もみじ台・江別市高砂町・恵庭市漁平・北広島市共栄・函館市新浜町・岩見沢市栗沢町東本町・南幌町栄町・由仁町新光・栗山町松風・胆振伊達市大滝区本町・室蘭市寿町・苫小牧市末広町・登別市桜木町・白老町大町・白老町緑丘※震度5弱以上が観測された気象庁の発表地点震源に近い勇払郡厚真町では土砂崩れに巻き込まれた36人が死亡した。特に吉野地区では多くの住宅が巻き込まれ、吉野地区の住民34人のうち19人が亡くなった。厚真町、安平町、むかわ町では多くの住宅が倒壊した。このほか、道央地域(石狩、胆振総合振興局管内)を中心に道路などの損壊が相次いだ。札幌市清田区では、液状化現象が発生し道路が波打ち状に大きく損壊、住宅が傾いたりした。 【特記事項】 当初、震度速報では厚真町、むかわ町、日高町、平取町、新冠町の震度データが入電されず、安平町で観測した震度6強を最大震度として発表したが、その後の入電により震度7(計測震度6.5)を厚真町鹿沼で観測していたことが分かった。震度7を観測したのは、2016年の熊本地震以来2年ぶり、観測史上6回目。このほか、震度6強を厚真町京町、安平町、むかわ町で観測した。また、気象庁の震度推計分布図によると、北海道安平町および千歳市で局地的に震度7相当の揺れがあったと推定されている。このほかにも防災科学技術研究所の強震観測網によると、北海道安平町(発表震度6強)にある追分観測点で震度7相当の揺れ(計測震度6.7)を観測していたことが分かっている。これらのデータを元にしたJ-RISQ地震速報による推定震度では、厚真町(発表震度7)、安平町(発表震度6強)、むかわ町(発表震度6強)、千歳市(発表震度6弱)では局地的に震度7相当の揺れがあったと推定されている。また、日高町(発表震度6弱)、栗山町(発表震度6弱)、苫小牧市(発表震度5強)では局地的に震度6強を観測したと推定されている。ただしいずれも気象庁の震度発表対象ではないため、観測点の震度には反映されていない。札幌市東区も当初はデータが入電されていなかったが、9月7日午後に震度6弱であることが確認された。札幌市で震度6以上を観測するのは史上初である。

2018年6月 大阪北部地震

【災害名】 大阪府北部地震(おおさかふほくぶじしん) 【時期】 2018年(平成30年)6月18日7時58分39秒 【概要】 大阪府北部地震(おおさかふほくぶじしん)は、2018年(平成30年)6月18日7時58分39秒に、日本の大阪府北部を震源として発生した地震。地震の規模はMj6.1で、震源の深さは13キロメートル (km)(ともに暫定値)。最大震度6弱を大阪府大阪市北区・高槻市・枚方市・茨木市・箕面市の5市区で観測した。公的機関では「大阪府北部を震源とする地震」や「大阪府北部の地震」などと呼称されている。報道機関等では「大阪北部地震」、「大阪地震」とも表記している。 【被害状況】 2019年8月20日までの総務省消防庁の集計によると、大阪府内で死者6名、2府5県で負傷者462名(うち重傷者62名)、住家の全壊21棟・半壊483棟・一部破損6万1266棟・床上浸水3棟・床下浸水3棟、火災は大阪府と兵庫県で7件確認されている。死者は高槻市および茨木市、大阪市、箕面市で発生している。このうち箕面市の1名は、地震で持病が悪化して地震当日に亡くなったもので、災害関連死に認定されている。地震保険の支払額は10月11日時点で946億円を超え、東日本大震災、平成28年熊本地震に次いで第3位となった。 震度5弱以上が観測された気象庁の発表地点震度6弱大阪府 大阪北区茶屋町・高槻市立第2中学校・枚方市大垣内・茨木市東中条町・箕面市粟生外院震度5強大阪府 大阪都島区都島本通・大阪東淀川区北江口・大阪旭区大宮・大阪淀川区木川東・豊中市曽根南町・豊中市役所・吹田市内本町・高槻市桃園町・高槻市消防本部・寝屋川市役所・箕面市箕面・摂津市三島・交野市私部・島本町若山台京都府 京都中京区河原町御池・京都伏見区向島・京都伏見区久我・京都西京区大枝・亀岡市余部町・長岡京市開田・八幡市八幡・大山崎町円明寺・久御山町田井震度5弱大阪府 大阪福島区福島・大阪此花区春日出北・大阪港区築港・大阪西淀川区千舟・大阪東淀川区柴島・大阪生野区舎利寺・大阪国際空港・池田市城南・守口市京阪本通・大東市新町・四條畷市中野・豊能町余野・能勢町役場京都府 京都伏見区竹田・京都伏見区醍醐・京都伏見区淀・京都西京区樫原・宇治市宇治琵琶・宇治市折居台・亀岡市安町・城陽市寺田・向日市寺戸町・京田辺市田辺・井手町井手・精華町南稲八妻・南丹市八木町八木滋賀県 大津市南郷兵庫県 尼崎市昭和通・西宮市宮前町・西宮市平木・伊丹市千僧・川西市中央町奈良県 大和郡山市北郡山町・御所市役所・高取町観覚寺・広陵町南郷 【特記事項】 地震当日に時事通信などマスメディア各社は「気象庁が1923年(大正12年)に観測を開始して以来、大阪府で震度6弱以上の揺れを観測したのは初めて」と報道した。しかし、この間に震度の観測法や観測点の密度は大きく変わっており、過去の地震で観測された震度などの情報と本地震を単純に比較することはできない。また、気象庁震度階級が大きく変わる契機となった1995年の兵庫県南部地震では、気象庁の現地調査により大阪府の一部地域(大阪市西淀川区佃・豊中市庄本町・池田市住吉)が震度6であったと判定されている。なお、大阪府内で震度5弱以上の揺れを観測したのは、この5年前に淡路島で起きた地震以来のことであった。

2016年4月 熊本地震

【災害名】 熊本地震(くまもとじしん) 【時期】 2016年(平成28年)4月14日21時26分 【概要】 4月14日21時26分、熊本県熊本地方を震央とする震源の深さ11 km、気象庁マグニチュード (Mj) 6.5、モーメントマグニチュード (Mw) 6.2の地震(前震)が発生し、同県の益城町で震度7を観測した。その28時間後の4月16日1時25分には、同じく熊本県熊本地方を震央とする震源の深さ12 km、Mj7.3、Mw7.0の地震(本震)が発生し、西原村と益城町で震度7を観測した。Mj7.3 は1995年に発生した兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)と同規模である。14日の地震は日奈久断層帯の北端部の活動、16日未明の地震は布田川断層帯の活動によるもので、隣接する二つの断層帯が連動することで発生した連動型地震とみられている。さらに16日の本震以降、熊本県熊本地方の北東側に位置する阿蘇地方から大分県西部にかけての地域と、大分県中部(別府-万年山断層帯周辺)地域においても地震が相次ぎ、熊本地方と合わせて3地域で活発な地震活動がみられた。 【被害状況】 4月14日21時26分、一連の地震で最初の地震(Mj6.5)が発生し益城町で震度7(計測震度6.6)を観測した。震度5弱以上が観測された市町村は以下の通り。熊本県の嘉島町では、地震直後に震度情報が未入電となり、震度5弱以上と推定されていた。中部地方の一部から九州地方にかけての範囲で震度1から震度4を観測した。4月14日21時26分の地震で震度5弱以上が観測された気象庁の発表地点震度7熊本県 益城町宮園震度6弱熊本県 玉名市天水町・西原村小森・嘉島町上島・宇城市松橋町・宇城市不知火町・宇城市小川町・宇城市豊野町・熊本東区佐土原・熊本西区春日・熊本南区城南町・熊本南区富合町震度5強熊本県 玉名市横島町・菊池市旭志・宇土市浦田町・大津町大津・菊陽町久保田・御船町御船・熊本美里町永富・熊本美里町馬場・山都町下馬尾・氷川町島地・合志市竹迫・熊本中央区大江・熊本北区植木町震度5弱熊本県 熊本高森町高森・阿蘇市内牧・南阿蘇村吉田・南阿蘇村河陽・八代市平山新町・八代市松江城町・八代市千丁町・八代市鏡町・菊池市泗水町・長洲町長洲・大津町引水・甲佐町豊内・氷川町宮原・合志市御代志・和水町江田・上天草市大矢野町・上天草市松島町・天草市五和町宮崎県 椎葉村下福良気象庁は地震検知から3.8秒後の21時26分42.5秒に緊急地震速報(警報)を熊本県・大分県・宮崎県・福岡県・佐賀県の全域、長崎県の南西部と北部と島原半島、鹿児島県の薩摩地方と大隅地方、山口県の西部と中部、愛媛県の南予地方を対象として発表した。消防庁の発表によると、2019年4月12日現在、住宅の全壊が8,667棟、半壊が34,719棟、一部破損が163,500棟、床上浸水が114棟、床下浸水が156棟、公共建物の被害が467棟確認されている。被災後の建物の危険性を調べる応急危険度判定は5月1日までに当初予定分を終え、判定を行った46,966棟のうち13,113棟の建物が倒壊するおそれのある「危険」判定を受けた。 【特記事項】 気象庁震度階級では最も大きい震度7を観測する地震が4月14日夜および4月16日未明に発生したほか、最大震度が6強の地震が2回、6弱の地震が3回発生している。日本国内の震度7の観測事例としては、4例目(九州地方では初)および5例目に当たり、一連の地震活動において、現在の気象庁震度階級が制定されてから初めて震度7が2回観測された。また、熊本県益城町で観測された揺れの大きさは計測震度6.7で、東北地方太平洋沖地震の時に宮城県栗原市で観測された揺れ(計測震度6.6)を上回り、国内観測史上最大となった。

2011年4月 福島県浜通り地震

【災害名】 福島県浜通り地震(ふくしまけんはまどおりじしん) 【時期】 2011年(平成23年)4月11日17時16分 【概要】 福島県浜通りの北緯36度56.7分、東経140度40.3分、深さ約6kmを震源とする地震。規模は気象庁マグニチュードはMj7.0、モーメントマグニチュードは、アメリカ地質調査所ではMw6.6(W-phase)から6.7(CMT)、気象庁ではMw6.6(遠地)、6.7(CMT)、Mw6.8(近地)と解析されている。福島県浜通り・中通りと茨城県南部で最大震度6弱を観測した。この地震の発震機構は東北東 - 西南西方向に張力軸を持つ正断層型であり、地殻内で発生した地震(大陸プレート内地震)であるとされる。気象庁は東北地方太平洋沖地震の震源域で発生した余震であるとしたが、プレート境界域における海溝型地震であった東北地方太平洋沖地震とは、地震発生のメカニズムが異なる。東北地方太平洋沖地震の震源域における西南端部での発生ではあるが、大きな海溝型地震に誘発されて内陸部の断層がずれることで発生する誘発地震とみることもできる。茨城県北部や福島県浜通り地方では東北地方太平洋沖地震以前はほとんど地震活動はなかったが、3月11日以降活動が活発化した。この地震活動は大きく南北2つの領域で発生していた。南北2つの領域の間ではこれまで地震がほとんど発生していなかったが、4月11日の地震はこの間を埋める領域で発生した。気象庁は地震発生直後、茨城県沿岸に津波警報を発表し、宮城県・福島県と千葉県の九十九里・外房に津波注意報を出したが、震源域が主に陸域であったため、津波は観測されず、同日18時05分に全て解除した。なお、翌日14時07分には福島県中通りを震源とするマグニチュード6.4の地震が発生し、福島県浜通り(いわき市)・茨城県北部(北茨城市)で震度6弱の揺れを観測した。 【被害状況】 北は北海道野付郡別海町、西は鳥取県境港市で震度1を観測するなど、北海道から中国地方にかけて震度1以上の揺れを観測した。また、防災科学技術研究所が設置した強震観測網によれば北茨城市で震度6弱相当(計測震度5.8)の揺れを観測したほか、気象庁の推計(推計震度分布)でいわき市の一部で震度6強もしくは震度7相当の揺れがあったとみられている。 震度5弱以上を観測した気象庁の発表地点震度6弱福島県 いわき市錦町・古殿町松川新桑原・中島村滑津茨城県 鉾田市当間震度5強福島県 いわき市小名浜・いわき市三和町・浅川町浅川・平田村永田・棚倉町棚倉中居野・天栄村下松本・鏡石町不時沼・白河市新白河・白河市東茨城県 鉾田市鉾田・鉾田市汲上・かすみがうら市上土田・筑西市舟生・小美玉市上玉里・北茨城市磯原町・高萩市安良川・日立市助川小学校栃木県 那須町寺子震度5弱宮城県 蔵王町円田・岩沼市桜・涌谷町新町裏山形県 白鷹町荒砥・中山町長崎・山辺町緑ヶ丘・上山市河崎福島県 会津美里町新鶴庁舎・柳津町柳津・湯川村笈川・会津坂下町市中三番甲・猪苗代町千代田・西会津町登世島・双葉町新山・楢葉町北田・いわき市平四ツ波・本宮市本宮・福島伊達市霊山町・田村市大越町・田村市都路町・小野町中通・小野町小野新町・玉川村小高・石川町下泉・鮫川村赤坂中野・矢祭町東舘・棚倉町棚倉舘ヶ丘・矢吹町一本木・泉崎村泉崎・西郷村熊倉・二本松市油井・須賀川市八幡山・須賀川市長沼支所・白河市郭内・白河市八幡小路・白河市表郷・郡山市朝日・郡山市開成・郡山市湖南町茨城県 つくばみらい市加藤・常総市新石下・行方市山田・稲敷市役所・坂東市馬立・坂東市山・阿見町中央・つくば市天王台・つくば市研究学園・石岡市柿岡・石岡市石岡・石岡市八郷・土浦市常名・土浦市下高津・土浦市藤沢・小美玉市小川・小美玉市堅倉・城里町石塚・城里町阿波山・那珂市福田・那珂市瓜連・常陸大宮市北町・常陸大宮市野口・大子町池田・茨城町小堤・ひたちなか市南神敷台・ひたちなか市東石川・笠間市中央・高萩市本町・日立市役所・日立市十王町友部・水戸市千波町・水戸市中央栃木県 下野市小金井・芳賀町祖母井・宇都宮市白沢町・大田原市本町・大田原市湯津上埼玉県 春日部市金崎・春日部市谷原新田新潟県 阿賀野市岡山町福島県中通り地震福島県浜通り地震の翌日である、2011年4月12日の午後2時7分ごろには、福島県中通りの深さ15kmを震源とする、マグニチュード6.4の地震が発生し、福島県と茨城県で震度6弱の強い揺れを観測した。前述の通り、この地震は、前日に浜通りで起きた地震(マグニチュード7.0)とは違い、逆断層型の地震であった。震度5弱以上を観測した地点は以下の通り。震度5弱以上が観測された気象庁の発表地点震度6弱福島県 いわき市三和町・いわき市錦町茨城県 北茨城市磯原町震度5強福島県 浅川町浅川・古殿町松川新桑原・いわき市小名浜茨城県 高萩市本町震度5弱福島県 郡山市開成・白河市新白河・白河市東・須賀川市八幡山・天栄村下松本・中島村滑津・石川町下泉・平田村永田・田村市都路町・いわき市平四ツ波・楢葉町北田茨城県 日立市助川小学校・日立市役所・日立市十王町友部・高萩市安良川・ひたちなか市南神敷台・那珂市福田・小美玉市上玉里・鉾田市当間なお、気象庁の推計震度分布図によれば、いわき市の一部では、震度6強や震度7を観測したとみられる。この地震で、1人が負傷した。 【特記事項】 震動による顕著な家屋被害は無く地表地震断層の直上の建物では最大変位80cmの変位による変形や傾斜などが発生したほか、土砂崩れが発生するなどして、高校生などを含む4人が死亡し、負傷者を10人出した。また、翌日14時07分に発生した地震においても、負傷者を1人出した。

2011年3月 長野県北部地震(栄村大震災)

【災害名】 2011年(平成23年)の長野県北部地震(ながのけんほくぶじしん) 【時期】 2011年3月12日3月12日3時59分 【概要】 発震機構は、北西 - 南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻内の浅い大陸プレート内地震。3月12日9時までの余震分布域は、本震を中心として北北東方向 - 南南西方向に約17kmの距離と深さ4kmから10kmの地域に集中している。 十日町断層帯と信濃川断層帯の中間に位置する地域での変位が大きく、既知の活断層の活動ではない。 なお、断層の方向を正断層と考える研究もある。 また、4月12日には3月12日の震央から南に20km離れた地点でM5.6、震源の深さ0km、最大震度5弱の地震が発生した。この地震の発震機構解は北北西-南南東圧縮の横ずれ断層型で別の断層の活動と考えられる。 【被害状況】 北は秋田県仙北市、西は兵庫県西宮市で震度1を観測するなど、東北地方から近畿地方にかけて震度4 - 震度1の揺れを観測した。また、気象庁の推計震度分布図によると、長野県と新潟県の県境において、比較的広い範囲で震度7相当の揺れがあったとみられている。 長野県栄村の被害総額(住宅を除く)、55億円。新潟県の公共土木施設の被害額、37億円。 死者は栄村で3名、いずれも地震後の避難生活中の災害関連死と認定されている。怪我人は新潟県内31名、長野県内15名、ただし軽傷。 秋山地区を除く栄村全域(804世帯2042人)に避難指示(村の総人口の90%)、一時約1700名余が避難。 秋山地区(秋山郷)で道路寸断により約300名が一時孤立した。 地震動により雪崩が誘発され、33棟が全壊、152棟が半壊。 栄村のほぼ全域で断水したが、3月19日までに復旧。ただし、森地区の「森簡易水道」は水源地での土砂崩落により、復旧は絶望的。 中条川上流部・東入沢川沿で山崩れによる河道閉塞と土石流が発生。 大巻川流域で全層雪崩・斜面崩壊 3箇所。 各地の震度 震度5弱以上以上の揺れを観測した地域は以下の通り。 震度6強 長野県 栄村北信 震度6弱 新潟県 十日町市上山 十日町市松之山 十日町市松代 津南町下船渡 震度5強 群馬県 中之条町小雨 新潟県 上越市三和区井ノ口 十日町市水口沢 震度5弱 新潟県 上越市安塚区安塚 上越市牧区柳島 上越市頸城区百間町 上越市清里区荒牧 上越市大島区岡 長岡市小国町法坂 長岡市山古志竹沢 柏崎市高柳町岡野町 十日町市高山 十日町市千歳町 出雲崎町米田 湯沢町神立 刈羽村割町新田 南魚沼市六日町